灯油を車内やトランクル-ムでこぼした場合は、フロアマットの下フロアカーペットまで浸透します。灯油は自然に蒸発しない為、長期間ニオイが持続します。
頭痛や吐き気といった体調不良につながることもあります。灯油特有の刺激的な臭いの原因は揮発した成分(炭化水素など)です。車のシートやフロアカーペットに染みこむと揮発して臭いが長引きます。
消臭剤・重曹の効果はありません。特に消臭剤や台所用洗剤を使用すると、灯油の汚れ箇所が広がり状況は悪化します。基本的に浸透した灯油を全て回収しない限り臭いは取れません。
洗浄方法のポイントは、灯油を乳化させることです。乳化とは、水と油のように本来混ざり合わないものを、エタノールやアルカリ電解水で乳化させた状態で強力なバキュームクリーナーで吸引回収後、洗浄と消臭を繰り返し行います。
灯油はニオイだけでなく、シートウレタン層やフロアカーペットの下の防音シートを溶かすことがります。できる限り早期に洗浄することか必要です。年中無休で対応させて頂きます。お早めにご相談下さい。
車内に漏れた灯油の量により、臭いは軽減できますが、完全に消臭できない場合もありますが、灯油独特の強烈な臭いは取れます。
過去の事例で、軽自動車の後部座席下で灯油「18リットル」が漏れた場合には、車内全体のフロアカーペットの下まで浸透したケースがありました。このような場合にはフロアカーペットの交換と防音材の交換が必要になります。
はい。灯油は繊維やシート内部、カーペット下の防音材などに深く染み込むため、表面を拭いただけでは全く効果はありません。当店の専門のクリーニングでは、浸透した灯油を乳化・吸引・分解し、可能な限り臭気成分ごと除去します。多くのケースで、プロ施工後に臭いは大幅に改善されます。
はい。軽自動車からミニバン、ワゴン、商用車・貨物車まで幅広く対応可能です。ただし、灯油が染み込んだ範囲や車内の素材によっては、作業内容・料金・回数が異なる場合があります。事前に車両の状態確認とお見積りをお願いしています。
車の状態や灯油の浸透範囲によりますが、一般的な軽自動車〜普通車であれば作業時間は約2~4時間が目安です。広範囲の染み込み、シート外し・脱着、乾燥処理が必要な場合は、もう少しお時間をいただく場合があります。
洗浄後すぐに乗れる場合もありますが、灯油や洗浄液の残留や臭いを完全に抜くためには十分な換気と乾燥時間をおすすめします。特にシートやカーペットに染み込んでいた場合は、数時間から一晩の乾燥を推奨します。
多くの場合、専門のクリーニングと脱臭処理でほとんど気にならないレベルまで臭いを除去できます。ただし、灯油の量、内部への浸透度合い、素材の状態によっては完全にゼロにするのが難しいケースもあります。その場合は事前にお伝えし、最善の対策をご提案します。
当店では基本料金プランを設定していますが、灯油の量や染み込みの深さ、車種、作業範囲によって変動いたします。お見積りは現車確認後にご案内します。まずはお気軽にご連絡ください。
はい。灯油は放置すると繊維や下地材にどんどん浸透し、臭いが広範囲に広がる可能性があります。できればこぼした直後に当店にご相談ください。早めの対応で除去の成功率が高まり、施工時間や費用も抑えられます。
灯油をこぼした事故が保険の「偶然な事故」の扱いになる場合、保険適用される可能性があります。ただし、保険の種類や契約内容によって異なるため、まずはご加入の保険会社に確認ください。許可が出れば、見積書や施工証明の発行も可能です。
「キャンセル料金」
作業日の前日 予約金額の30%
作業日の当日 予約金額の50%
即日施工依頼の場合、出張移動前は50%、出張移動開始後は、100%のキャンセル料を頂きます。施工日変更」 作業日前日又は当日変更の場合は、上記のキャンセル料金を頂きますが、一週間以内に作業を実施する場合には、キャンセル料金を作業料金に充当させて頂きます。
シートクリーニングに使用する洗浄クリーナーは、洗浄に使用した水分の80%は回収できますが、残り20%は自然乾燥になります。天候や気温により一定時間の乾燥時間が必要になります。
悪臭が発生する、嘔吐汚れや排泄物汚れは完全に消臭することが可能ですが、灯油汚れは、車内に浸透した灯油の量によって、完全に消臭できない場合もありますが、乗車可能な状態に軽減することは可能です。