消臭剤の使用は逆効果

嘔吐物には固形物と液状「胃液」等が混ざっています。液状の嘔吐物はシート内部に浸透するためこれを取り除く前に消臭剤を使うと内部に浸透させることになり、これが悪臭原因です。また、嘔吐物にはタンパク質が多く、乾くと固着するので化学的に分解除去する必要があります。

◎ 個人賠償責任保険利用可 　　

個人賠償責任保険とは、自動車保険や火災保険等に付帯する保険です。日常生活で法律上の賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。この保険は、同居親族の誰か一人が加入していれば、家族全員に適用されます。あなたやお子様が、他人の車に乗車中に嘔吐し損害を与えた場合には個人賠償責任保険で、車内クリーニングができます。

なぜ嘔吐汚れは「プロの洗浄」が必要か

悪臭の原因はシート内部のウレタン層まで染みこんでいます。これを専用のクリーナーで完全に回収して特殊消臭剤で消臭することになります。

◎ 除菌＆消臭重視の洗浄工程 　　

除菌→吸引→洗浄→吸引→消臭。嘔吐汚れは通常の洗浄方法の約３倍の工程になります。除菌にはコロナ除菌に使用する加速化過酸化水素。洗浄には除菌効果のある高濃度アルカリ電解水。消臭には強力な酵素系消臭剤を使用します。この除菌剤や消臭剤は、医療機関でも使用される安全なものです。

専門店にお任せ下さい。

当店独自の洗浄方法と消臭方法は、一般的な洗浄だけを施工する他の車内クリーニング店と比べるとより少し割高になりますが、必ず清潔な車内に再生させて頂きます。車内の嘔吐でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。

どんなに酷い汚れにも対応

これは飲み会帰りの友人が同乗中に後部座席左側で嘔吐した画像で、嘔吐物は後部座席だけでなく、前席のシ－トやドア・ダッシュボ－ドまで嘔吐物が飛散している汚い状態でした。お酒を飲まないご本人は悲惨な状況で午前７時に作業の依頼がありました。この方はこれが２度目の依頼で、このようなことは珍しくありません。しかし作業が終了した２時間後には汚れる前のより綺麗な状態に再生できました。

◎　嘔吐による感染症に注意　◎　

嘔吐の主な原因は、飲酒・体調不良・車酔いです。健康なお子様の嘔吐の場合には汚れと臭いを取り除けば問題はありませんが、健康状態が不明な他人が嘔吐した場合は、ウイルス感染の可能性があり特に注意が必要です。当店の嘔吐除菌洗浄は、コロナウイルス対応の除菌剤を使用しており、嘔吐物による二次感染を防止します。

◎ 嘔吐発生時の意事項・１

重曹や除菌剤の使用

ネットで検索すると、重曹や市販の除菌剤の使用を推奨するサイトがありますが、これは全く効果はありません。基本的に除菌剤を使用する場合は「汚物を取り除いた」後に使用するものです。また、重曹にも殺菌効果は無くシートの生地に付着した重曹を取り除くのも困難になります。

◎ 嘔吐汚れ注意事項・２

エタノールの使用

本革シートやレザーシートにエタノールを使用すると「色落ち」します。特に高級車の本革シートは特に注意です。本革シートの表面は保護材でコーティングしていますが、経年劣化で保護効果は低下し、エタノールで色落ちしたお客様もいらっしゃいます。

Before and after

クリーニング開始前に作業工程を説明して、終了後に確認して頂きます。ニオイの確認は顔を数㎝まで近づけてスタッフの確認後、お客様にも確認して頂いております。

よくある質問

◎ 他の車内クリーニング店との違い

一般的な車内クリーニング店では、化学的根拠のある洗浄剤や消臭剤は使用していません。基本的に洗浄と乾燥だけで嘔吐汚れクリーニングを取扱をしていない所もあります。専門店以外の業者が行った結果最も多いクレームが「戻り臭」です。

◎ ディーラーや販売店について

ディラ－や販売店が自社で車内クリーニングをする所はありません。下請けの車内クリーニング店を持つ業者もありますが、その場合には料金が高額になるため、当店では会社を通さずに担当者からの紹介で行っています。

◎ シートの張替を勧められる

一般的にディーラーでは嘔吐汚れの場合、シートの張替を勧めています。ミニバンの後部席１席の張替では表面のシートだけでファブリック「布地」で約７万円でシート内部のウレタンクッションの交換になると、更に高額な費用が必要になります。

◎ 本当に綺麗になりますか？

ご安心下さい。元の状態以上に綺麗な状態に再生させます。元々シートは日常的に様々な汚れが蓄積しいます。その上に嘔吐で汚れると「混合臭」と言う悪臭が発生します。実際に洗浄しているとチョコレートやジュースの甘いニオイがすることもあり、お客様に聞くと数年前に飲食物で汚れた経験 があった様で、シート内部の汚れは表面的にはわかりません。

◎ 使用する除菌剤と消臭剤

車内クリーニングのご依頼原因で最も多いのは「嘔吐」汚れです。嘔吐物には細菌が含まれている可能性が高く、除菌剤には加速化過酸化水素を使用。この除菌剤はコロナウイルスの除菌に使われているものです。消臭には酵素系の消臭剤を使用しており、この消臭剤は消毒業者が主にゴミ屋敷や火災跡、死臭の消臭に使用しているものです。医療機関でも使用される人体には害のないものです。

◎　加速化過酸化水素

主に医療機関で使用されている消毒液で、次亜塩素酸ナトリウムやアルコールよりも優れた除菌効果があり、消毒後には水と酸素に分解され残留性の無い安全な除菌剤で、コロナ除菌にも利用されています。

◎　高濃度アルカリ電解水

アルカリ電解水はタンパク質の分解や有機物汚れの除去に効果があり、アルカリ電解水は水を電気分解してアルカリ性にしたものです。主成分が水でなので人体にとって安全なのが特徴で、汚れを分解すると同時に除菌効果もある水溶液です。

◎　酵素系消臭剤

腐敗臭・生ゴミ臭い・糞尿臭・死臭等の悪臭の除去に使用される、優れた消臭効果のあるバイオ消臭剤です。植物が主成分の安全な消臭剤です。

嘔吐洗浄の作業時間は？

部分洗浄で６０分～９０分位で、広範囲の場合には３時間前後になります。

当日の出張は可能ですか？

「即日対応／年中無休」兵庫県全域対応で大晦日もお正月も出張対応しています。

完全に臭いは消えますか？

ニオイの原因物質を分解回収後に消臭するため、一般的な車内クリーニングでは消すことのできないニオイも消臭できます。

◎ キャンセル・施工日変更について

即日施工依頼の場合、出張移動前は５０％、出張移動開始後は、１００％のキャンセル料を頂きます。「施工日変更」 作業日前日又は当日変更の場合は、上記のキャンセル料金を頂きますが、一週間以内に作業を実施する場合には、キャンセル料金を作業料金に充当させて頂きます。

　

車内クリーニング後の乾燥

車内クリーニングに使用する洗浄クリーナーは、洗浄に使用した水分の９０％は回収できますが、天候や気温により一定時間の乾燥時間が必要になります。

車内クリーニングご依頼時の注意事項

車内クリーニングでは、洗浄箇所の劣化状況、変色、脱色している場合、洗浄により悪化する場合があります。シミ、カビ、汚れ、ニオイは、素材・経過日数・状態により改善されない場合があります。 灯油汚れ、嘔吐や排泄物の汚れなど、強い悪臭が発生している場合には、状況により洗浄後に臭いが残る場合があります。車内天井スチーム及び洗浄は、洗浄痕が残る場合や生地の毛羽立ちが残る場合があります。これらをご了承の上ご依頼下さい。